苫前町の農家は安全なものを安心して皆様に食べていただくために、土作りをはじめ減化学肥料・減農薬などの「エコファーマ」や北のクリーン農産物表示制度「YES!clean」、「特別栽培米」など環境に配慮したクリーン農業の町を宣言しました。 平成18年には、苫前産春播小麦「春よ恋」を使用したオリジナル手延べうどん「潮風うどん」を町内の有志の若者達により開発、販売され、町内はもとより全道・全国より好評を得ているところであり、今後も安全で安心な美味しい美味しい農産物を皆様方の食卓に届けられるよう努力している。
苫前町は農業・漁業を中心とした第1次産業中心の町で、日本海側から吹き付ける強い風を利用した、壮大な風車群が風光明媚なクリーンエネルギーの町です。 農業でも風の影響による比較的病害虫の発生も少ない自然環境と酪農家より供給される良質な堆肥による「クリーン農業」を積極的に推進しており、 北海道クリーン農業推進協議会が認証する「YES! clean」(北のクリーン農産物表示制度)や「特別栽培米」に取り組んでいる北海道でも有数なクリーン農業の町であります。
苫前町のお米は、北海道内の作付け割合からみると大きな産地ではないものの、美味しさのバロメータである低タンパク米のお米が穫れる北海道内でも数少ない良食味米の産地として知られております。 作付品種もそういった背景から「ななつぼし」「ゆめぴりか」といった良食味品種が98%を占めしており、求められる・望まれるお米の作付意識が強いのも特徴の1つであります。
環境に優しいお米づくりとして、
①水稲種子の消毒は、全量温湯消毒
②農薬の飛散防止対策として、粉剤を自粛し、3つの防除組織による共同防除
③とままえ専用有機質肥料225による施肥管理
平成24年産 | 平成25年産 | 平成26年産 | 過去3ヵ年の平均 | |
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北海道平均 | 25.0% | 24.0% | 37.0% | 28.7% |
苫前町 | 56.5% | 58.0% | 65.7% | 60.1% |
過去3ヵ年の低タンパク米(6.8%以下)出荷率
北海道の北西部に位置する苫前(とままえ)町で栽培された赤肉メロンです。この「とままえメロン」は、「ノースランドレッド」、「とままえメロン」のブランド名で知られる人気のメロンで、丹精込めて作られた美味しいメロンは、糖度14度以上のあま~いメロンを玉別に箱詰めされ、生産者よりJA撰果場に運ばれてきます。
撰果場では、JAの検査員が1箱ずつ外観品質や非破壊式糖度センターを使った糖度チェックを行なったのち出荷され、皆様のもとに届けれます。
「とままえメロン」は、北海道の恵まれた自然条件を生かし、環境に配慮した農産物づくりを進める「北海道クリーン農業推進協議会(YES!clean)」に登録されたメロンです。美味しく、安心と安全に配慮した北海道苫前産の上質メロンをお届けいたします。
1本1本、朝もぎたて「とうもろこし」は、朝10時までに撰果場へはこばれてきます。「とうもろこし」は鮮度が命!!!
鮮度を落とさず旨味を逃がさないため、全国初になるX線による撰果機では、サイズ別と先端不稔果を選別した後、5℃の予冷により芯までしっかり鮮度を保ち、その日の内に出荷されます。
主要品種の「くり味南瓜」「特濃こふき」「栗将軍」は、甘くてホッコリ美味しくお召し上がり頂けます。特に「くり味南瓜」は味も外観も栗っぽく、収穫量が少ない栽培管理も手間のかかる品種ですが、こだわりのかぼちゃです。
「愛果」(愛情をいっぱい受けて育った果実)の愛称で、小平町の生産者と同じ栽培基準で生産され、留萌管内広域ミニトマト生産者協議会として、7月上旬から10月下旬まで多くのお客様に愛され、喜ばれております。
パン・中華麺用の秋まき小麦「つるきち」と春まき小麦「春よ恋」を作付けしており、「春よ恋」の作付けが約70%を占めしています。
苫前町の小麦収穫体系は、全面積を町内の2利用組合に刈取作業を委託し、大型コンバインにより適期収穫に努めています。
当JAの大豆販売は、実需者へ直接販売が可能な体制づくりを基本としています。品種選定は、煮豆や豆腐の適性が高い「トヨムスメ」「とよみづき」と納豆の適性が高い「ユキシズカ」を、道内から岡山県までの実需者の要望に応え、生産者は求められる品種で必要な数量をつくる方式で全量を特別栽培としています。
この販売方法は、平成21年10月に竣工した「豆類乾燥調製施設」の高い調整能力により、①1圃場ごとのトレース管理の構築 ②コンタミの防止 ③製品ではなく、商品化までの調整可能能力を基本に、1トン容量の箱単位で乾燥する「ラック式乾燥システム」や
全国初となるタピオカ澱粉を利用した「タピオカ式汚粒クリーナー」では、汚粒除去能力はもちろんのこと、研磨式では無いため、表皮に傷が付かず、豆本来の風味を損なわず日持ち性の高い商品化が可能となりました。
収穫作業も小麦と同じように、5利用組合に刈取りを委託し、3台の大型コンバインと4台の汎用コンバイン3台の豆用コンバインによる収穫体系により、委託する生産者は播種時期の厳守と適性圃場管理を守り、委託した利用組合は適期収穫に努めるようルールを定めて行っています。
また、豆類乾燥調製施設に隣接する雪冷ハイブリッド式倉庫では、全国初となる雪と電気を併用した低温倉庫で、融雪水と熱源として施設内に取り込み、湿度を除き冷気だけを供給する熱交換器により、一定の温度(15度)で保管しています。
年々作付面積が減少傾向にある中、それに何とか歯止めかけようと平成25年度に「苫前町てん菜生産組合」を設立し、苫前町のてん菜面積の播種から圃場の耕起・整地・移植までを行い、労働力やコストの低減に向け、更なる新規作付者の増加を目指し輪作体系確保に取り組んでいます。
苫前町には、17戸の酪農家がおり(平成29年)、搾乳牛を約1,100頭飼育しております。酪農組合などが中心となって、良質乳の生産向上や乳量の増加に努めています。また、酪農家からだされる牛の排泄物は「たい肥」化された後、自己利用や町内の の耕種農家などへ供給され、土づくりのために有効活用しています。
【町営上平共同模範牧場】
酪農振興を図るための町内農家から委託された育成牛を管理し、生産部門の拡大と乳牛の資質向上を図るため昭和50年に開設されました。本牧場は日本海側の高台に位置しており、風力発電用風車が稼働しています。
仔牛飼育にかかる労力の軽減、集団による効率的な疾病予防、傾斜地放牧で丈夫な牛が育つ、計画的な後続牛の確保が可能となり、生産乳の品質向上・乳量アップとなりゆとりある安心な酪農と経営の安定化が図られます。
【酪農の施設整備状況】
町内の酪農業は、17戸の内、50歳以下の経営者多く若い担い手が多いのが特徴です。
将来を見据えた多飼養化が進んでおり、搾乳ロボットによる省力化や複数戸に協業化による大規模経営など、畜舎整備を積極的に進めています。
JAるもい苫前支所の生産品としては米、蔬菜、酪農、畑作を主体に、各地へ新鮮な農畜産物を供給しております。
お米が主体でお米の生産の約70%が「ななつぼし」で、タンパク値が低く甘み・ツヤがあり、苫前町の気候に合った食味の良い品質を提供しております。
当組合としても、安全で安心していただける農畜産物を生産するのみならず消費者並びに地域社会への貢献など果たすべき役割を再認識し、
組合員をはじめ役員・職員が一丸となって活力ある組織づくりに努める所存でございますので、より一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別203−1
TEL:0164-65-4411 FAX:0164-65-4419
営業時間:平日(祝日除く月~金)8:30~17:30
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金融共済店舗:平日(祝日除く月~金)9:00~16:00
事務所は、苫前町市街より12km奥の古丹別市街に位置しております。
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別204−1
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営業時間:平日(祝日除く月~土)8:30~17:30
(11月~2月 土曜日 休業)
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別203−1
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営業時間:平日(日除く)【4月~10月】9:30~18:30
営業時間:平日(日除く)【11月~3月】9:30~18:00
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営業時間:平日(日除く)【4月~10月】8:30~18:30
営業時間:平日(日除く)【11月~3月】9:00~18:00
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別157-1
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営業時間:平日・土曜 8:30~17:30
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住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別37番地の1
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TEL/FAX : 0164-65-3475
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別157
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別26-1
撰果事務所(共通)
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別26-1
TEL:0164-65-4488 FAX:0164-65-3277
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別27-2
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別26-1
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別27-2
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別27-1
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別28-3
住所:〒078-3621 苫前郡苫前町字古丹別203-1
農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培された農産物です。 ※節減対象農薬(使用回数5割以下)と化学肥料(窒素成分5割以下)双方の節減が必要です。
令和6年度産
とままえ水稲推進部会
安全で安心な農産物の証明になるのは、生産履歴です。
生産履歴は、いつ・どのように肥料や農薬を使ったかが一目で分かる、カルテの様なものです。
農産物全てに生産履歴を記されており、JAでは出荷前までに使用基準とおりに使われたかを情報システムで確認しています。
平成18年5月に施行された「ポジティブリスト制度」により、農薬の残留基準が大きく変わり、最大濃度が0.01ppm以上(例えば50mプールに1滴を落とした濃度)と、想像もつかない基準となりました。
農薬が残留する可能性がある要因として、飛散(ドリフト)があります。
主にお米の防除で使われております粉剤が風などの影響で最も飛散しやすく、周辺の作物に粉剤が付着すると残留する可能性が極めて高くなります。
苫前町ではお米の防除で約30%が粉剤を使用しており、どうしたら飛散を防げるか多くの時間を費やし相談した結果、粉剤(DL剤も含む)を全面自粛することにしました。
(JAでも、散布用の粉剤は販売しません)
今年からは、無人ヘリコプターと乗用管理機による液剤散布にすることで、農薬の飛散を最小限で防ぎ、周辺の作物も安心してつくれます。
苫前町の農家は、農薬の使用には細心の注意を払っていますが、より自信を持ってお届けするために、残留農薬の検査をする必要があると考えました。
そこで、外部機関への依頼検査も行いながら、JA独自で残留農薬の簡易分析機器(堀場アドバンステクノ社イムノアッセイ法)を導入し、出荷前に確認をしています。
この検査法では、作物はもちろん土に含まれる農薬も検査できます。
とままえ産の春播き小麦を使ったこだわりの手延べうどん「とままえ潮風うどん」。
こだわり過ぎた!? 厳選した原料と、国内最北端の手延べの里下川町の職人による製麺技術により、独特の腰と舌ざわりが楽しめます。
満足して頂ける一品となりました!
強力粉「とままえ産春よ恋」でパンを作ろう!
パンの適性に優れており、もちもち感が楽しめるおいしいパンが焼きあがります。
とままえ風あまざけは、苫前町の「ゆめぴりか」を使用しています。一般的な甘酒は欠け米や割れ米など粒食に適さない原料米でできていますが、とままえ風あまざけは丸粒上米で作ることで、雑味のない贅沢な味わいに仕上げました。